研究プロジェクト「海外における日本語韻律指導の実践と普及」
研究種目
日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(B)
研究課題名
海外における日本語韻律指導の実践と普及
研究機関
平成25年度~28年度(4年間)
研究の概要
非母語話者に対する日本語音声教育は近年、韻律面からの研究が進んでいるが、その多くは来日した留学生を対象にしたものである。アクセント教育をはじめとする韻律教育には学習初期段階からの指導が重要であることから、日本語学習者がより自然な日本語音声を習得できる環境を世界的に整備していくためには、多くの日本語学習者が最初に日本語を学び始める海外の教育現場での韻律指導の現状を改革していくことが不可欠である。
この研究では、国内外の教師や学習者へのインタビュー調査、および海外における授業観察や日本語インプット環境の調査等を通じて、海外の日本語教育現場における韻律指導の現状を把握し、その問題点と改善の可能性について考察する。この結果を踏まえ、海外の現場で初期段階から導入可能な効果的な韻律指導の具体的な実践法を検討し、日本語韻律指導の普及を目指す。
メンバー(2013年10月現在)
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研究代表者
- 磯村 一弘(国際交流基金、政策研究大学院大学)
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研究分担者
- 林 良子(神戸大学)
- 金村 久美(名古屋大学)
- 松田 真希子(金沢大学)
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連携研究者
- 吉田 夏也(北海道文教大学)
- 金田 純平(国立民族学博物館)
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海外研究協力者
- 柴田 智子(プリンストン大学)
- Franky Raymond. Najoan (マナド国立大学、インドネシア)
- Yupaka Fukushima (カセサート大学、タイ)
- Pham Thuo Huong(ハノイ大学、ベトナム)
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国内研究協力者
- 中川 千恵子(早稲田大学)
- 阿部 新(名古屋外国語大学)
「海外における日本語音声教育事情アンケート」(終了しました)
上記プロジェクトにおいて実施しているアンケートです。日本語の音声について海外の現場での指導状況を調査し、改善策を検討することが目的です。日本語のほかにも英語・中国語(簡体字)・韓国語・ベトナム語・インドネシア語でもアンケートを行いました。