第2期カニ科研プロジェクト(基盤B:2017-2021)
研究種目
日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(B)
研究課題名
「海外日本語学習者音声アーカイブの構築・分析とWEB韻律学習支援ツール開発」
研究機関
2017年度~2021年度(4年間)
研究の概要
日本語学習者が、伝わりやすい自然な日本語の発音を習得するためには、アクセントやイントネーションといった韻律教育が、学習初期段階で重要であることが指摘されている。本研究では、日本語学習者の韻律データを横断的・縦断的に大規模に収集し、以下の研究を進める。
①世界の言語話者を対象にした学習者音声のWEBアーカイブの構築・公開、母語別の問題点の把握
②母語話者印象評定実験による韻律上の問題点の重要要素の特定
③国内外の教育現場における縦断的調査による、様々な韻律指導方法による音声指導の効果の検証
④WEBベースの音声学習支援ツール及び教材の開発、改善
以上の研究により、日本語音声コミュニケーション教育発展に寄与することを目的とする。
メンバー(2017年4月現在:随時研究協力者を募集しています)
研究代表者
林 良子(神戸大学)
研究分担者
磯村 一弘(国際交流基金、政策研究大学院大学)
峯松 信明(東京大学)
松田 真希子(金沢大学)
金村 久美(名古屋経済大学)
阿部 新(東京外国語大学)
金 愛蘭(広島大学)
エレン・アルビン(神戸大学)
連携研究者
吉田 夏也(国立国語研究所)
金田 純平(国立民族学博物館)
海外研究協力者
柴田 智子(プリンストン大学)
上山素子(ボローニャ大学)
Franky Raymond. Najoan (マナド国立大学、インドネシア)
Yupaka Fukushima (カセサート大学、タイ)
Pham Thuo Huong(ハノイ大学、ベトナム)
新井潤(国際交流基金ベトナム日本文化交流センター)
奥村朋恵・下郡健志(ノボシビルスク大学)
国内研究協力者
鮎澤孝子(国際教養大学名誉教授)・中川千恵子(國學院大学)・波多野博顕(国際交流基金)・阿栄娜(国立リハビリテーションセンター)・王睿来・木元めぐみ・大山理恵・李歆玥(神戸大学大学院)